Kie Akiyama

穐山きえ 公式ウェブサイト

2021年、明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます…と言う暇もなく、気づけば松の内も過ぎてしまいました。振り返れば最後にブログを更新してから早半年… 綴りたいことは山ほどあるのですが、生真面目なのか神経質なのか目の前のやるべきことが終わらぬ内はどうにも自分のしたいことは後回しにしてしまいます。かといってダラダラと飽きるまで眠ったり無意味なネットサーフィンをしたりすることには余念がないのですが…

2020年下半期はイレギュラーな出来事が多く慌ただしく過ごしていたのですが、一番はやはり母が事故に遭ったことでしょうか。父から一報を受けた際は最悪の事態も覚悟しましたが、幸いなことに命に別状はなく未だに思い返しては胸をなでおろすばかりです。それと同時に、いなくなってほしくないと思える人がいるということは非常に幸せなことだなと再確認させられました。隠居生活を送っている私にとって唯一の社会との繋がりは少しばかりの仕事のメールと電話、お金で時間を買っているカウンセリング、そして両親くらいなものですから両親の存在は私にとって非常に大きなものなのです。

この隠居生活という言葉はお世話になっている心理士の方から言われたものなのですが、あまりにも言い得て妙だったため自分自身でも使うようになりました。人との関りを絶ちひたすら自室に籠る毎日、アシスタントは雇わず仕事の連絡は最低限のメールと電話のみ、外出は通院と生活に必要な買い物くらい…まるで修行僧のようです。このような生活では流石にストレスが溜まるだろうと、以前は爆発しないための予防の意味も込めて一人で遠方のライブに行ったり用もなくホテルに連泊したりしていたのですが、依然収まらぬコロナ禍の状況下ではなかなか難しくなってしまいました。しかし修行の成果の表れか、最近では感情の高まりより虚無感が先立つことが多く取り乱すことが非常に少なくなってきました。過去の出来事を思い出し感極まっても「泣いたって無意味だろう」という言葉が頭をよぎり、涙が全くでないのです。かといってこの孤独感が薄れるわけではないので苦しいことに変わりはないのですが… このまま隠居生活という名の修行を続けていけば私はどうなってしまうのでしょうか。いつか解脱する日が来るのでしょうか。願わくば、来世は一人くらい世間話のできる友達が欲しいものです。―…高望みかもしれませんね。

今年で隠居生活も3年目に突入です。この先に待ち構えるのは解脱か破滅か、ありきたりな孤独死か。修行僧らしくあくまで黙して丁寧迅速な作品作りを心掛けて参りますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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